NHKスペシャル

NHKスペシャルをみた。福島第一原発に関するお話。まあ、現在分かっているあらん限りの情報を出したという感じだが、まだまだ隠されていることはたくさんありそうだなぁというのが印象。データ改ざんしているところもたくさんあるだろうし。。きっと数十年後になって、「太平洋戦争の真実」のような番組と同様、「あのとき福島で何が起こったか」というような番組が放映されそう。まあ、それまでに東日本が残っていれば良いんだけれども。まず復興しないぞ、これだけの汚染をしてしまったら。せめて半分は水素爆発が食い止められていれば、ここまで汚染しなかったのにね。さらなる水蒸気爆発が起こるか？もう可能性はゼロじゃないでしょう。
ニュースでは、原子力発電所から1.7km離れたところで、プルトニウムに汚染されていることが確認されたという報道が流されていた。これは先日NHKで放映された、「放射能汚染地図」の最後で、取得された土壌の調査結果なのであろう。随分とプルトニウムの確認まで時間がかかったものだ。汚染が確認されたと言っても、過去の核兵器実験で降ってきたのと同じくらいの量だって。ということは子どもの頃、そんなに汚染された環境にいたってことか？じゃあ今更何をやっても助からないだろう。つい先日、NHKで放映されたチェルノブイリ原発事故の番組で、取材で知り合って結婚した女性が亡くなった原因に関する種明かし、子どもの頃にウラン鉱石近くで過ごしたのが原因というオチだったから。要は子どもの頃に過ごした環境が問題ということ。これ考えると、20mSVが高いとかで騒いでいる場合じゃないんじゃない。仮に1mSVに引き下げられたとしても、もう駄目なんじゃないか。毎日の汚染量、きちんと自分達で積算しているのだろうか？恐ろしい数値に驚愕すると思うのだが。。。

今日のひとこと：「眠くて頭働かず。」